【店主のつぶやき】
第2話「止まったままの時間」
事故から二年四ヶ月。おーい。
日々は流れているようで、どこか止まったままのようにも感じます。
手術から一年が過ぎても、痛みはまだ薄れる気配がなく、
二週間に一度の注射、月十五日のリハビリ、
薬は今も欠かせません。
投薬は、リリカ トアラセット ナボール 坐薬 胃薬2種 漢方下剤😱
自腹で通い続けているのは、
「もう治った」と言われても、
体がそれを認めてくれないからです。
後遺障害の認定も、いまは上位の機関での審査中。
長い道のりですが、
それだけ丁寧に見てもらえていると思えば、
少し気持ちも落ち着きます。
元気だった頃の感覚を取り戻したい。
ただ、その一心でここまで来ました。
包丁を握る手、肩の動き、しゃがむ動作には、まだ痛みが残ります。
けれど、痛みの分だけ、
料理に—この痛みも、きっといつか物語の一部になる。
知らんけど。、
つづく。

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