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【さいきんの事。】

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こんにちは🍂 店の献立は、走り・旬・名残りの食材を数日かけて仕込み、 新鮮なもの、寝かせたものを見極め、その日のお客様のためだけに丁寧に整えております。 当店は、一日一組・完全予約制・一期一席。 料理と飲み物のセット料金で、3時間制のコースとなっております。 これは、料理の流れを大切にしながら、最後まで心地よく過ごしていただくための、 “非日常の上質な空閑にて板前割烹”を楽しむための時間でもあります。 【時間についてのお話】 店主はこれまで営業中に 「そろそろお時間で…」「延長料金が…」 といった“お客様を急かす行為”を、一切してきませんでした。 料理やお酒には“最適なタイミング”があり、 バタバタ片付けたり、背中を押すような真似は  この店の空気にそぐわない そう思っていたからです。 しかし今、交通事故の怪我のリハビリを続けながら、 仕入れ(バイクは今も故障中😭)、仕込み、清掃、片付けまで、すべて一人で行っています。 その状況の中で、本来3時間のコースが 4時間半、5時間を超える日が出てきました。 どれだけ丁寧にお伝えしても、 「ここは長く居ても大丈夫なんだ」 と好意的に“解釈”され、ご同伴の方にも共有されず、 結果として営業時間を大きく過ぎてもお帰りいただけないことが続いています。 その積み重ねは、怪我の身体に確実に堪えるようになりました。 数日間疲れが抜けないこともあります。 これは根性の問題ではなく、今の身体では“常識的ではない長時間”が限界を超えてしまうのです。 【お願い】 これからは、3時間制をしっかり守っていただくことを、 はっきりとお願いすることにいたしました。 ・急かしません。 ・追加のお酒代も頂いておりません。 ・ですが延長はできません。 当店は“時間無制限のホームパーティ”ではなく、 和の遊び心ある空間で、季節の機微と古風な正道料理を味わい、心豊かなひとときを過ごしていただくための粋な大人料理店です。 限られた3時間の中で、想いを込めた料理、高級食材の数々、 そして適正価格のお酒をご用意しております。 どうか店づくりへのご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。 この店を長く続けるために。 2025年11月 黄道吉日にて 店主 ほしな🎄

【冬の味覚|産直とらふぐ・本くえ】

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冬の限定の献立 ⛄️ 長らくお休みしておりましたが、 現在は 週2日ほど営業を再開しております。 冬だけの贅沢な味覚— 今年も季節限定で「とらふぐ」と「本くえ」をご用意いたしました。 ・とらふぐコース12,000円(料理) ・本くえコース25,000円(料理) 刺身、焼き物、揚げ物、煮炊き、鍋、雑炊まで、 その日の状態に合わせて一組ごとに丁寧に仕立てます。 魚は、何十年も付き合いのある地方の魚屋から直送。 信頼と経験に裏打ちされた質の高い旬の魚だけを使用しております。 お酒も、料理に寄り添う厳選銘柄を少量ずつご用意。 冬の宵にぴったりの、酒旅行もお楽しみいただけます。 千代田線町屋駅徒歩3分、一日一組限定の小さな隠れ家。 冬の味覚と静かな時間を、どうぞゆっくりとお楽しみください。 📩ご予約・お問い合わせ (お名前通知のうえ) Eメール:h09099614047@gmail.com Sメール:090-9961-4047 #千代田線町屋 #和のかけらほしな #冬の味覚 #産直 #ふぐ #くえ

【店主のつぶやき】

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第3話 「 社会から取り残される恐怖」 事故から十か月後、重なる手術と長いリハビリの中で、身体の痛みだけでなく、心と家族との関係にも深い傷が刻まれていく。 店を開けれるわけもないが、店の模様替えや、ポン酢や土佐醤油や合わせ調味料をこしらえて。時間を埋めた。 そんな中、加害者である近所の開業医から、まさかの「債務不存在確認訴訟」が提起される。 被害者である自分が、社会から取り残され、無関心と理不尽に直面する恐怖。 店を開けられず、リハビリに追われる日々の中で、加害者の無関心は、さらに深い孤独を生み出す。 それでも、前へ進むしかない💨 理不尽な現実に立ち向かいながら、少しずつでも前へと歩みを進めていく。 つづく──

【秋の香り。冬に向かって🍂】

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キンモクセイの香りが、少し冷たい風にのって届く季節になりました。 通院の帰り道、この香りにふと足を止めることがあります。 少しずつ季節が変わるように、 身体も、心も、ゆっくりと変化していけたらと思います。 店では、温かな料理とお酒を少しずつご用意しています。 静かに丁寧な時間を過ごしに、ご予約下さい。、🍂